平成27年12月14日

○授業
1.解析力学:眠くて50分遅刻。微笑清純変換……じゃなく微小正準変換の話。まあゆっくりなので理解はできているかな
3.力学続論:ブーメランの運動解析。角運動量という概念を未だ理解できていなくてとてもまずい。なぜ回転面が変化するんだ。
5.情報基礎実践:C言語入門。やる気なし。ラベル文の挙動を学んだ。

○勉強
・基礎化学実験のレポートをした。今回は楽。ただ有機化学が全然理解できていないので反応機構が載っている本を探す羽目に。巻末参考文献に載っていた『ベーシック有機化学』が手軽でよかった。
・公共哲学の入門書を借りてきた。
多様体ゼミの次回の準備をしなくてはいけないのだがまだ復習中。§8からが抽象的になってきて何がどの概念かまだ整理できていない。

○他
・インフルエンザの予防接種を受けた。
折口信夫「學問の道」の全文は以下。

學問の道

國學の學徒の部隊(イクサ)
たゝかひに今し出で立つ

國學の學徒は、若く
いさぎよきこころ興奮(ホコリ)に
白き頰 知識に照り
淸きまみ 學に輝く。

いくさびと 皆かく若き
見つつ我(ワレ) 涕流れぬ
かくばかり 尊きことの
かくばかり 榮(ハ)えあるわざに
若き世を 我や經にける。

汝が千人(チタリ) いくさに起たば
學問は こゝに廢れむ
汝(イマシ)らの千人の一人
ひとりだに 生きてしあらば、
國學は やがて興らむ

ますら雄の わかるゝ時は、
いさぎよく わかるといふぞ。
汝(ナレ)が手を 我に與へよ。
我(ワレ)が手を きしと汝(ナ)はとれ。

國學の學徒は強し。
いでさらば、今は訣れむ。

反歌
國學の學徒たゝかふ。
神軍天降るなし まさにたゝかふ。

たゝかへる 空に向かひて、
ひたぶるに 我が若人は眦を裂く

手の本を捨てゝたゝかふ身に沁しみて
戀しかるらし。學問の道
(昭和十八年十一月十四日國學院大學學徒出陣壯行會)

もはや各節が自然と口にでるくらいになっている。愛唱歌とでもいうのか。けしてそんな風なものでもなかろうに。五七調のなせる業か。