巫女の日

本日3月5日は「巫女の日」でありまして、本当は何かしら絵を上げたかったのですが、やっぱり無理というかんじになってきたので諦めてかわりにブログ記事を綴りたいと思います。

巫女の日への思い

中学一年生の時『我が家のお稲荷さま。』のコウちゃんにえもいわれぬ感情を抱き、そこからいろいろあって巫女さんという概念へのしょうけい*1、或いは恋とでもいうものをもつに至った私であり、爾来、巫女さん関連のサイトをたまに覗いてはそこに漂う二十世紀インターネットの情熱と香りを楽しんできました。

その中にあったのが「巫女の日」でありまして、人々が思い思いに巫女さんの絵をあげているのをみていると、楽しそうだなぁ、いつかはこんなことがしたいなぁという思いが毎年湧いてくるのでした。

大学生になり何か新しいことをするぞと思い立って長年の悲願であったお絵かきに手を出してみたはいいものの、さして努力することもなく……という状況であります。

巫女の日に絵を上げる」というのは絵を描こうと考えたときからの一つの目標だったわけですが、結局今年もだめでした。
来年こそは上げるぞ!!!

敗因

時間がなかったことです(いつも言ってる気がしますね……)。
というのも巫女の日のことを思い出したのが3月2日だったのです。
そしてそれは山形県某所の旅館でのこと。京都に帰ってきたのは3月4日朝。それから2日。
2日ずっと取り組んでいれば仕上がった可能性は十分ありますが、わたしはいつもながら怠惰なので結局今日5日の21時まで手を付けませんでした。
21時に目覚めて小品ながらできる限りやろうという気分で着手したはいいものの、線画まで描いたところであまりに残念な感じだったので諦めた次第です。下手なだけならいいのですが、雑さが自分でもよくわかってしまうのはちょっと厳しいですね。

来年は春休みに突入するあたりには始動させていきたいですね……

山形のこと

先ほど山形県某所の旅館にいたと書きましたが、それは自動車免許をとるための合宿に行っていたからです。16日間、長かったです。明日京都の免許センターで学科試験を受けて免許を取ってきます。

マニュアル車を選択したこともありまた不器用なのでいろいろ厳しかったのですが、サークルの人たちと8人でいったので、楽しいこともたくさんありました*2

その他良かったこととして、(マニュアル車を選択したからか)時間割に「午前はなくて午後のみの日」「朝一番だけあってそのあとはない日」などがあったために山形県の各所を観光できたことがあります。山形の観光地というとあまり知りませんでしたが、インターネットで調べて行ってみたところ想定以上によいものでした。

いかにも貴族的でやけに豪華な文翔館、階段が凍結していてひたすら危ないけれど上からの眺めは最高だった山寺。
この二つはぜひともお勧めしたいところです。

大学のこと

もう二回生も終わり、学部生も折り返しに入ります。
そして理学部生には一大イベントである系登録があるのです。

系は数学系か物理系かで揺れていましたが、物理系で落ち着きました。
問題は課題演習をまだ決めていないことです。系登録と課題演習登録は3月7日~10日。早く決めねばなりません。

……「3回生になったらちゃんと物理をすることになる」という話を先輩から聞きます。つよくなりたいですね。

その他読んでいる本

免許合宿に持っていった次の3冊を紹介しておきます*3

1984

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有名なディストピア小説。「ニュースピーク」云々はWikipediaなどで知っていたのですが、読んでみると「うへー」といった感じでした。権力への考察が面白いです。ずっしり心に沁みてくる本です。

北一輝――国家と進化

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読みかけ。北一輝にはその文章と今の日本ではあまり表に出てこないような考えから惹かれてきましたが、長大な「国体論及び純正社会主義」を読むことは未だできておらず、その思想がどんなものかという全体像のようなものはわかっていませんでした。
この本は政治思想史の専門家が北一輝の思想を読み解き、様々な思想家と比較しながら論じていくものです。
北一輝が批判した明治時代の憲法学者たち、社会進化論のスペンサー、そしてプラトン北一輝社会主義マルクスでなくプラトンに依るという)やニーチェ田辺元などなど、たくさんの思想家との比較が出てきて面白いです。
北一輝の解説書ではありますが、もっと大きく「国家とは何か」という根本的な問題についての様々な理論を紹介しているの本であり、「私が求めていた本はこれだ」という感想です。

国家は一つの実体のある有機体であり、それが主権をもつ。その構成員たる人間は「進化」により国家と個の善の一致する「神類」へとなる。――北一輝の思想の要約はこんなものかなと思いますが、まだ読み終えていないので詳しい話はいずれ。

重点解説ハミルトン力学可積分系とKAM理論を中心に

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山本解析力学のような内容を数学の側からやっていくとこうなるのかなという感じの本です。
後ろの方を眺めると面白そうだなーと思うのですが、まだそこに辿り着けていません。

おわりに

がんばるぞい!

*1:「しょうけい」と読むほうが好きなのです。響きがきれいだと思います。女性を「にょしょう」と読むのも好きです。

*2:一人でいっていたら恐らく心が折れてました

*3:これに加えランダウ場古典も持って行ったのですが、わざわざ語るまでもないほど有名な本なので割愛します