京都大学大学院を退学します
本日令和元年九月三十日付で京都大学大学院理学研究科を退学します。
明日令和元年十月一日付で大阪大学大学院基礎工学研究科に編入学します。
……はい。
指導教員が阪大に移籍になった関係で大学を移ることになりました。人生いろいろあるもんですね。
学部からあわせて四年半いた京大もこれで離れることになります。
京都は良い街でした。会う人々もあまりに良い人たちでした。
精神的に追い込まれる経験(それも自分のせいで)を重ねながら勉強していった日々は青春でした。
京大は……良かった(過去形)というかんじです。
私の在籍していた四年半の間に京大らしい美風は根こそぎ奪われてゆきました。
もういったい何が残っているのかわかりません。
そういった方面で学んだのは無力だけでした。川添副学長へ呪いの言葉を残すくらいしか私にはできません。
(いったいほんとうは何が、誰がわるいのかなんてこともわからないのです)
名残惜しいようなせいせいするようななんともいえない気持ちです。中退だと卒業式もないですからね。
まあ、籍が変わるくらいで生活はそんなに変わらない気もします。
少なくともしばらくは、引っ越しが面倒だからと京都から通うことにしたので。
(実は京都の友人と気軽に会えなくなると寂しいというのが理由として大きいのですが)