Evernoteについていた最高のPDFリーダーがなくなってつらい

かなしみに任せて記事を書く。

私は去年の10月頃からEvernoteを使っていた。
そのあたりの動機については割愛する*1が、1月から課金する程度には便利に思って使っていた。

早速本題であるが、Windows版のEvernoteにはオリジナルの*2PDFリーダーがついていた。
が、最近のアップデートでこれが外され(?)、PDF表示はChromeのものと同様のものが使われるようになってしまった。

この以前のPDFリーダーが個人的に非常に使いやすかったのだ。
その理由はページ送りに関する些細なことなのだが、これを実現できる他のPDFリーダーを私は知らないので、情報を求める意味でもここに書いておきたい。


まず、世に溢れるPDFは基本的に紙に印刷することを前提としてつくられたものが多い。
よって、外周部には大きな余白がつくられているものが普通である。
情報のある領域(版面)は中央部に寄っているのだ。

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よくあるPDFのページ

余白は紙媒体では重要である。
だが、電子的な媒体で読む場合には余白は小さいほうが良い場合が多いと思う。
余白が小さくても紙媒体のときのような圧迫感は感じにくいし、余白が小さいほど文字を大きく表示できるため読みやすいのだ。

もちろん、ほとんどのPDFリーダーでは一部を拡大して表示することができる。
これは次のように図示できる。

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ページの一部を拡大して表示すると読みやすい

ここまでは良い。
問題となるのはページ送り時の動作である。
LaTeXやWordなどで作られたPDF文書は(というより常識的な文書は)複数ページに亘る場合も同じ場所に版面が置かれる。
よって、次のような動作が行われると嬉しい*3

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こうなってほしい

が、Adobe Acrobat Readerをはじめとした多くのPDFリーダーでは次のように、ページの先頭に移動するという動作がなされる。

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だいたいこうなってしまう

このせいで、(すくなくとも私にとって)画面でPDFを読むということに対する億劫さがあった。

そうした中で、Evernote付属のPDFリーダーでは(開発元が想定していたかというと恐らく否となるのだが)期待する動作ができていたのである。
はじめてみたときに私は感動したといってよかったほどである。
PDFを紙に近い感覚で読むということが実現できたのだ。

……が、突然それがなくなってしまった。
Evernoteが以前の機能を復活させてくれれば良いのだが、あまり期待できないように思われる。
私はEvernote上でPDFを読むことにこだわりをもっているわけではないので、同じ体験が実現できるならどんなものでもよい。
そのようなソフトウェア、または設定の存在を知っている方がいれば教えて頂ければ幸いである。

*1:ほんとうはこれもブログに書こうと思っていたが無期限延期している

*2:Foxitをもとにしたらしいが

*3:これが紙で読むときの感覚に近いと思う。